Rebuild myself

13年くらい温めてきた過食嘔吐と向き合っています。

【22日目】154日後に卒業するありさ

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入店してから書き続けてきたこの日記。

最近ブログを開設して
そこでずらっと見やすく並べてもらった。

過去の私をボーイさんは
不安定ありさと呼ぶ。

読み返してみるとね、
確かにそうなんだよね。


毎日、感情の波に
溺れそうになりながら

なんとか普通で居ようと
空いた時間を作らないように
仕事を詰め込んで。

空いた時間には本とお酒を詰め込んだ。

あのとき私は孤独で、誰といても寂しくて


今の私の文章は
とても安定している。

過去と比べてそう思う。


何が違うんだろうかと
ずっとそう思っていたけれど


過去の日記を読み返し
当時を思い出させてもらってわかった。


私は私の決めた立ち位置から
動けなかったのだ。


“貴女は「私」がつよすぎる”


あの人に、そう言われたことを思い出す。


”変わりたい“
“自由になりたい”という思いはあっても
結局変われなかったんだね、と

それは俺の力不足でもある、と


大好きだったあの人に

そう言われた。


寒くて暗い
引越し前夜。


あの日、
私は死んだ。


その次の日から私は

色あせた、新しい日常を
懐かしい街ではじめた。


そこでは、家族を思い出した。


そして、
懐かしい街の小さな社会で
受け入れてもらう幸せを知った。


関わりの中で、
そこで暮らす人たちの感覚を知り、
自分の感覚を知った。


子供の頃に持っていた、
”飛び出したい思い“をまた、思い出した。


全て自分で決めた。


そして飛び出した。


・・・


あれからもう一年半。

気がつくと、
元いた場所に戻ってきている。

あの頃と違うのは

“私”が人の中にいること。
そこで私は役割を持っている。

私だけでない
そこにいる全員が
お互いに関わり合い、みんなで社会を
生活を営んでいる。

1人で生きていない。
1人じゃない。

喪失感でなく
幸福感を持ってそう思う今は

生きているだけで
幸せで、面白いと思う。

あぁ、本当に戻ってこれた。

私のあの時の夢が叶った。

だから私を取り巻く
全てに感謝を。

そしてこれからは還元を。

 

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ありさの過去の日記は下記で読めます。
https://justlikegerbera.hatenablog.com/