過食嘔吐をしてしまう。
嫌なことから逃げてしまう。
そうやって今まで生きてきて、
無意識にそうやって生きてきて、
あらゆる選択の根底に
困難から逃げる
努力から逃げる
継続から逃げる
忍耐力のなさがあるのだと言うことに気がついた。
できない自分と向き合わず
競うことをせず
人と常にずれたポジションを取ることで
出来るふりをして
誉められるように誤魔化すことばかり
上手になってきた。
いくら人の目を誤魔化せていたとしても、
自分だけは誤魔化せなくて、
嘘や誤魔化しを繰り返すことで、
抱えきれないほどの劣等感を持っていたみたい。
本当はできない自分
本当は嫌われている
本当は何の能力もない自分
好かれるに値しない自分
向き合いたくなくて目を逸らし続け、
心の奥底に追いやって、
ないものとして扱おうとした。
自己承認を自ら行うことを放棄したので
いつまで経っても埋まらない。
自分では埋められない承認欲求を外部から得ようとするけど
承認してもらえるだけの価値がないのもわかっているから
お金が欲しかった。
綺麗になりたかった。
学歴が欲しかった。
愛されたかった。
求められたかった。
風俗を始めたことで、
自分を認められるようになったと思ったけれど
やっぱり埋めてもらってただけで
辞めたら、お金も評価も無くなった。
でも、一から始めた会社員勤めで出会う人たちはみんな暖かく受け入れてくれた。
分からなければ教えてくれて、
失敗したら助けてくれる。
辛いと言えば励ましてくれて
どうすればいいか導いてくれる人もいた。
協力して生きている
環境にとても救われて、
「出来なくてもいいんだ」
そう思えたのは初めてだった。
無駄なことは何もない。
出来ないことに言い訳はいらない。
出来ないならどうすればできるかを考えればいい。
助けて貰えばいい。
そのために、自分ができることはしっかりやる。
助け合いができるように、
周りをよく見て、困っている人はいないか
その中で自分ができることを探して
環境を良くすることを繰り返せばいい。
人間なんだから、人間らしく
支え合って、生きていく。
まだまだ修行中だけど、
私は生き方を決めた。
